ルドゥーテは、画家の家系に生まれ、幼い頃から植物に関心を持っていました。画家としての腕を磨きながら、時間があれば王立植物園で草花をスケッチするなど、植物への愛情を生涯持ち続けた人物です。
ランス革命前後の激動の時代に生きる中で、ルドゥーテはマリー・アントワネットやナポレオン皇妃ジョゼフィーヌといった重要な人物たちの庇護を受けました。彼らの植物への関心に応え、宮廷画家として数々の傑作を生み出しました。特にジョゼフィーヌからは、マルメゾン宮殿の広大なバラ園に咲くバラを描く許可を得て、生涯の最高傑作とされる『バラ図譜』を完成させています。
ルドゥーテの作品は、植物学的な正確さと芸術的な美しさを兼ね備えている点が特徴です。彼は輪郭線をできるだけ排し、点描彫版法(スティップル・エングレーヴィング)という高度な銅版画技法と手彩色を組み合わせることで、繊細で優美な花々の描写を実現しました。彼の『バラ図譜』には、現在では絶滅してしまったバラの古代種や原種も描かれているため、学術的にも重要な資料となっています。
当店で扱うピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ (Pierre-Joseph Redouté)が描いた薔薇の博物画をデザイン・ベースにした ステーショナリー、陶磁器、ファブリックアイテムは、 ジークレー版画と同じ手法で精密に刷った色鮮やかな製品が特長です。
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